少人数クラスでコミュニケーション能力を養い、2ヶ国語を学ぶことで豊かな国際感覚の育成を目標としています。
高校では英語またはフランス語を第一外国語として集中的に学び、社会に出てからも通用する総合的な力を身につけます。
生徒は昼休みに「外国語の部屋」に行けば、いつでも英語やフランス語のネイティブの先生と自由に話すことができます。イースターやハロウィーンなど海外の季節の行事を楽しむ催しも開かれます。英検・仏検の面接練習も行っています。
図書室には、英語とフランス語合わせて約5,000冊の洋書があります。初心者向けの絵本から生徒のリクエストによるペーパーバックまで様々な本が揃っていて、自分に合った本を選んで読書が楽しめます。
中学1年から高校3年まで行われるネイティブの教員の授業は生徒にとって生きた外国語に触れるだけでなく、習った英語やフランス語を使ってみる楽しい実践の場でもあります。自分の外国語が通じた喜びは次のステップへの勇気と努力につながります。
フランス語は中学3年間、3回に1回の割合で日本人とネイティブの教員とのチーム・ティーチングで授業が行われ、フランス語を聞く力・話す力を伸ばしていきます。
英語とフランス語での学習成果を発表する場として、中学1年生から高校2年生まで学年ごとに外国語発表会を行っています。自分たちで作ったスキット(寸劇)や、スピーチ、プレゼンテーションなどを行います。舞台と客席が一つになって外国語に親しむ楽しいひとときとなっています。
■帰国生向けプログラム
海外帰国生が日本の生活に自然に慣れ、海外経験で学んだ力を発揮できるようサポートします。授業では中学1年〜3年まで帰国生を対象に、すべてネイティブの教員が担当する英語クラスを設置し、能力を継続して伸ばしていくことを目指します。フランス語圏からの帰国生を対象として、ネイティブの教員によるフランス語の講座を週1回放課後に行っています。また海外帰国生の保護者会を年1回実施しています。
■フランス語フェスティバル
毎年6月に、フランス語を学ぶ高校生の集い「フランス語フェスティバル」が開催されています。白百合生は高校2年生が劇を、高校3年生がスピーチを発表します。日頃の学習の成果を発表し、他校生とも交流できる貴重な場です。
様々な国際教育プログラムを通じて、考える力、行動する力を養い、世界の隣人と共に生きる女性を育成します。
8月に中学3年生の希望者がホームステイをしながらオークランド郊外の女子校に短期留学をする12日間のプログラムです。本校の生徒と受入校の生徒がペアを組み、バディと共に授業を受けます。
高校1・2年生の希望者を対象に、夏休みに米国の伝統ある女子大学で実施する9日間のプログラムです。現地の学生との交流を通して広い視野に立って女性としての生き方を考えます。
高校のフランス語選択者の希望者を対象とする交換留学プログラムです。ホームステイをしながら現地の高校に3週間通います。
夏休みに、海外の女子大学生を招き、女性が活躍する社会のあり方や将来について英語で話し合う4日間の集中プログラムです。最終日には、全員が自信をもってスピーチに臨みます。
総合学習の一環として中学3年生全員が参加し、グループに分かれて世界各国からの留学生と英語で意見交換をしながら世界が抱える問題について考えます。
スタッフの方から仕事の内容や、やりがいなどについてのお話をフランス語でうかがったり、大使公邸や大使館内を見学したりします。
有志の生徒が模擬国連、英語でのディベート大会に参加して日頃の活動の成果を発揮しています。英語を使っての交渉力や聞き手を意識したスピーチ力を鍛える機会となっています。
春休みに様々な国籍の講師を招いて行われる中学1・2年生の希望者対象のプログラムです。英語によるスピーチや日本文化を紹介するプレゼンテーションに挑戦します。