
2025年12月23日
今年度も例年通り、秋に「日仏高等学校ネットワーク(COLIBRI)」からフランス人高校生の受け入れとチュニジア大使館による「フランコフォニーがあなたの学校にやってくる」の特別授業が行われました。COLIBRIではパリのみならず、北部や西部から計5名が来校し、日常の様々な活動を本校生徒と共にすることで、互いが知見を広げる3週間となりました。また、チュニジア大使館による特別授業では、世界におけるフランス語の高い流用性に触れ、英語とフランス語の両言語の嗜みが将来の自分たちのフィールドを大きく広げることが実感されました。
さらに、高校1年生の第一外国語、第二外国語でフランス語を学ぶ生徒たちが色々なコンクールへ挑戦しました。
・第2回高校生フランス語朗読コンクール&クイズ大会
第二外国語で学ぶ5名が出場し、1名が優秀賞、もう1名が審査員特別賞を受賞しました。各人がネイティブと練習を重ね、世界的にも美しいと言われるフランス語の発音を、「聞かせる」ことに焦点をあてて練習し、普段の授業のその先へと歩みを進めることができました。
・第20回東日本高校生フランス語スケッチコンクール
ペアで寸劇(スケッチ)を演じる本コンクールは、第二外国語で学ぶ高校生が対象で、本校からは2組が出場しました。長い台詞を懸命に覚え、フランス語らしい抑揚で、フランス人らしいジェスチャーも交えて熱演しました。それぞれ第3位日本フランス語教育学会賞、第5位審査員特別奨励賞を受賞することができました。また、他校のパフォーマンスに触れ、多くの刺激を受ける機会となりました。
・第17回フランコフォニーを発見しよう
第一外国語で学ぶ7名が参加しました。ルポルタージュ部門では、フランスにおけるジャポニスムについての研究を行い、本国の芸術家へのインタビューを交えフランス語で発表しました。クイズ部門では、フランスで話されているフランス語とカナダのケベックで話されているフランス語を比較し、語彙の違いを楽しく、スケッチ仕立てで披露しました。準備で集まる度に絆を深めていく様子も頼もしく、チームワークの良さが光るパフォーマンスでした。主催者(日本フランス語教育学会ならびに日本フランコフォニー推進機構)賞を受賞し、たくさんのフランス語で書かれた本に加え、フランス映画鑑賞券、フランス語放送テレビ無料視聴、さらには東京日仏学院での講座受講券をいただき、さらに高みを目指す環境を支えてくださる多くの支援にあらためて感謝する日となりました。






